作業中に地震や停電が起きたら|止め方と、そのあとの動き

働いている最中に揺れたり、明かりが消えたりすることがあります。その場の動きを見ていきます。
まず、決まりがある
どう動くかは、職場ごとに定められています。入ったときに教わる内容を、聞き流さないでください。
ここで書くのは、どの現場にも共通する考え方です。
地震 手を止める
作業を続けようとしないでください。まず手を止めて、周りを見ます。
地震 落ちてくるものから離れる
棚の前、積み上げたものの下、高い場所。そこから離れるのが先です。
地震 機械を止めてよいか
止める操作が決められている場合があります。自分の持ち場の止め方を、先に覚えておいてください。
地震 走らない
床には物があり、人も動いています。走ると、それ自体が事故になります。
地震 指示を待つ
勝手に外へ出ると、点呼が合わなくなります。誰がどこにいるか分からなくなるのが、いちばん困ります。
地震 揺れが収まってから動く
収まる前に動くと、二度目の揺れで転びます。収まってから、決められた場所へ向かいます。
停電 その場で止まる
暗くなった瞬間は、何も見えません。動かずに、目が慣れるまで待ってください。
停電 手を機械に入れない
止まって見えても、電気が戻れば動きます。ここでのけがが、いちばん多い形です。
停電 持っているものを置く
暗い中で持ち続けると、落とします。近くの安全な場所に、そっと置いてください。
停電 明かりの位置を知っておく
非常の明かりが点く場所が決められている建物があります。働き始めに、どこにあるかを確かめておいてください。
停電 勝手に電源を入れ直さない
戻すのは、決められた人の役目です。順番があるので、勝手に触らないでください。
そのあと 点呼に応じる
名前を呼ばれたら、必ず返事をしてください。返事が無いと、探しに行く人が出ます。
そのあと けがの有無を伝える
小さくても、その場で言ってください。後から出ると、扱いが難しくなります。
そのあと 部品や製品の扱い
途中で止まったものは、そのままにしておきます。自分で判断して流さないでください。
そのあと 戻ってよいかを確かめる
建物や機械に問題が無いかを見てから、作業が再開されます。指示があるまで、持ち場に戻らないでください。
そのあと 帰れないことがある
交通が止まると、帰る手段が無くなります。その日の判断は、職場から出ます。
寮にいるときに起きたら
出勤するかどうかを、自分で決めないでください。連絡が来るまで待つのが基本です。
連絡が取れないとき
電話がつながりにくくなります。文字で送るほうが届くことがあります。
家族への連絡
心配する側のことも考えて、無事だけ先に伝えてください。短い一言で足ります。
備え 持ち場の出口を覚える
いつも通る道が使えないことがあります。もう一つの出口を、先に見ておいてください。
備え 訓練を軽く見ない
体が覚えているかどうかで、動きが変わります。年に一度の機会を使ってください。
高い場所にいたとき
台の上や階段では、まず低い姿勢になります。降りようとして落ちるのが、いちばん多い形です。
運搬中だったとき
載せているものを、その場で止めます。坂の途中なら、動かないようにしてから離れます。
更衣室や休憩室にいたとき
ロッカーは倒れます。並びの間から出てください。
火が出たとき
消そうとするより、知らせるほうが先です。手に負えるかどうかを、自分で決めないでください。
においや音がおかしいとき
揺れの後は、気づいたことを必ず伝えてください。小さな異変が、後で大きくなります。
持ち物をどうするか
取りに戻らないのが基本です。体一つで出る前提にしてください。
作業が止まった日の扱い
その日の勤務がどうなるかは、決まりで定められています。後から明細で確かめてください。
まとめ
手を止め、離れ、走らず、指示を待つ。止め方と出口だけは、先に覚えておいてください。
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