資格をどう選び、どう取るか|支援制度と順番の決め方

現場で働いていると、資格を取ったほうがよいのかと考える場面が来ます。取る前に、選ぶ順番を決めておくと無駄が出ません。
取る目的を先に決める
目的が違えば、取るものも変わります。
- いまの現場で任される範囲を広げたい
- 時給や手当に反映させたい
- 次の職場で使いたい
「役に立ちそうだから」で選ぶと、使わないまま終わります。
いまの現場で効くものから
使う場面が目の前にあるものは、取った翌週から効きます。覚えたことも忘れません。
逆に、使う予定のないものは取っても腕が落ちていきます。
持ち運べるかどうか
会社の中だけで通じるものと、どこへ行っても通じるものがあります。
次を考えているなら、外でも通じるほうを選んでください。
支援があるかを確かめる
費用を出す、時間を都合する、試験の日を休みにする。支援の中身は職場によって違います。
あるかどうか、何が対象かを、まず聞いてください。無ければ全部自分で用意することになります。
聞くときの言い方
「資格を取りたいのですが、支援の制度はありますか」で足ります。
意欲として受け取られるので、聞くこと自体が損になりません。
条件が付くことがある
一定期間働くこと、取ったあとに使うこと。支援には条件が付く場合があります。
途中で辞めると返すことになる仕組みもあります。先に確認してください。
期間を区切って働くなら
短く働くつもりなら、条件付きの支援は使いにくくなります。
その場合は、自分で取れる範囲のものを選ぶほうが身軽です。
時間をどう作るか
日勤で土日が休みなら、講習や試験の日程を合わせやすくなります。
平日に日数が要るものは、休みの取り方まで含めて計画してください。
休みを取る相談は早めに
日程が決まったら、その時点で伝えてください。直前だと人の配置が組めません。
早く言えば通りやすい。これはどの相談でも同じです。
取る順番
短い時間で取れて、すぐ使えるものから。最初に大きなものを狙うと、途中で止まります。
1つ取ると、次が取りやすくなります。手続きにも慣れます。
体を使う資格は早いうちに
年齢が上がるほど、体力の要る講習はきつくなります。取るなら早いほうが楽です。
更新が要るものがある
取って終わりではなく、期限のあるものがあります。切らすと使えません。
取った日と、次にすることを控えておいてください。
費用は年で見る
受験料、講習費、交通費。一度に見ると大きく感じますが、年でならすと判断しやすくなります。
支援があるなら、自己負担がいくら残るかを出してください。
落ちても構わない
一度で受かる必要はありません。落ちた経験も、次の勉強の材料になります。
受けないまま迷い続けるほうが、時間を使います。
勉強の時間は短くてよい
働きながらまとまった時間は取れません。毎日少しずつのほうが続きます。
通勤や休憩の合間でも進められる形にしてください。
現場で覚えたことが効く
実際に使っている道具や工程の話が出てきます。教科書だけの人より有利です。
働きながら取るほうが、理解が早い種類のものがあります。
周りに取った人がいる
同じ現場に、先に取った人がいます。どこで受けたか、何が難しかったかを聞けます。
これがいちばん早い情報です。
取ったことを伝える
取っただけでは知られません。担当者に伝えておくと、任される場面が変わります。
手当が付くとは限らない
資格を取れば必ず収入が増えるわけではありません。そこは事前に確認してください。
反映されなくても、次の職場で使えるという価値は残ります。
会社の中だけで通じるものもある
その現場の設備を動かすための認定など、外へ持ち出せないものがあります。役に立たないわけではありません。
いまの現場で任される範囲が広がるので、そこを目的にするなら十分に価値があります。
取らないという判断もある
いまの働き方に必要ないなら、無理に取る必要はありません。時間もお金もかかります。
目的が言えないなら、まだ取らなくてよい。
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