土地の言葉が分からない|方言と、聞き返し方

遠くから来て働き始めると、言っていることが分からない場面があります。仕事の指示なので、聞き流せません。
分からないのは当たり前
言葉の違いだけでなく、話す速さや抑揚も違います。数か月で耳が慣れる人が多いですが、最初はそうはいきません。
分からないことを恥ずかしがらないでください。ここでつまずく人がいます。
分からない理由は3つある
- 知らない言葉が使われている
- 知っている言葉だが、音が違って聞こえる
- 現場の言い方で、そもそも一般の言葉ではない
3つ目は方言ではなく職場の言葉です。誰にとっても最初は分かりません。
その場で聞き返す
分からないまま動くと、間違えます。直すほうが時間もかかり、迷惑もかかります。
聞き返すのは、迷惑ではありません。間違えるほうが迷惑です。
聞き返し方を決めておく
その場で言葉が出ないと、黙ってしまいます。あらかじめ言い方を決めておくと、すぐ出ます。
| もう一度 | 「すみません、もう一度お願いします」 |
|---|---|
| 確かめる | 「◯◯ということで合っていますか」 |
| 指で示す | 「これですか」と実物を指す |
いちばん確実なのは、指すこと
言葉でやり取りするより、現物を指して確かめるほうが早く、間違いません。
音の大きい場所では、言葉より手のほうが通じます。
復唱する
聞いた内容をそのまま言い返すと、食い違いがその場で分かります。時間もほとんどかかりません。
「分かりました」だけで済ませないようにしてください。
二度目からは書き留める
同じ言葉が何度も出てくるなら、覚える価値があります。休憩のあいだに書いておいてください。
数日で、繰り返し出る言葉は限られていると分かります。
覚えるべきは仕事の言葉だけ
土地の言葉を全部覚える必要はありません。作業に関わるものだけで足ります。
雑談の言葉は、そのうち自然に分かるようになります。急がなくてよい部分です。
強い言い方に聞こえることがある
抑揚の違いで、怒っているように聞こえることがあります。実際はそうでないことがほとんどです。
言い方ではなく、中身を見てください。ここで落ち込む必要はありません。
急いでいるときは短くなる
作業が立て込んでいると、説明が短くなります。冷たいのではなく、余裕がないだけです。
落ち着いたときに改めて聞けば、たいてい教えてもらえます。
自分の言葉も通じないことがある
これは双方向です。自分の言い方が相手に伝わっていないこともあります。
伝わっていない様子なら、言い換えるか、指してください。
聞き取れないふりをしない
分かったふりをして、あとで違っていたと分かるのがいちばん困ります。信頼にも関わります。
その場で止めるほうが、結局は早い。
同じ人に何度も聞いてよいか
気にする人がいますが、同じことを三度聞くより、一度で覚えるほうが良いだけの話です。
そのために書き留めるのです。三度目を防げます。
耳は数か月で慣れる
意識しなくても、そのうち聞こえるようになります。最初の1〜2か月がいちばん苦しい時期です。
ここを越えれば楽になると分かっていれば、耐えやすくなります。
覚えると距離が縮まる
土地の言い方を少し使うと、相手の受け取り方が変わります。溶け込む助けになります。
無理に真似る必要はありませんが、知っておくだけで違います。
面接や電話でも同じ
働く前のやり取りでも、聞き取れないことがあります。そこでも遠慮せず聞き返してください。
聞き返す人が困る場面は、ほとんどありません。
数字と単位は特に確かめる
数字の聞き間違いは、そのまま不良につながります。似た音の数字は、聞き返す価値があります。
指で示す、書いて見せる。数字だけは、必ず目で確かめてください。
電話は特に聞き取りにくい
顔が見えず、口の動きも見えないので難しくなります。大事な内容は、あとで文字にして確かめてください。
その場で分かったつもりにならないほうが、結局は早く済みます。
言葉の違いは、慣れの問題でしかない
能力の話ではありません。時間が解く部分が大きいので、焦らないでください。
その間だけ、聞き返す手段を持っておけば十分です。
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