初任給はいつ入る?入社から初回給与日までを乗り切る方法

新しい職場で働き始めるとき、多くの人が見落とすのが初回の給与日までの生活費です。ここでつまずくと、せっかく決まった仕事が続かなくなります。事前に押さえておきましょう。
なぜ初回給与まで時間が空くのか
給与には「締め日」と「支払日」があります。たとえば「月末締め・翌月◯日払い」であれば、月の途中に入社した場合、最初の給料日は1ヶ月以上先になることがあります。
これは会社が意地悪をしているわけではなく、勤怠を集計して計算する期間が必要なためです。
まず確認すべき3つの日付
- 締め日(いつまでの勤務分が計算されるか)
- 支払日(何日に振り込まれるか)
- 初回の支払日(自分の場合、具体的に何月何日か)
3つ目を面接で直接聞いてください。「初回の給与支給日はいつになりますか」——これは当然の質問です。
その期間にかかる費用
寮費無料・家具家電付きの求人であれば、必要なのは次の程度です。
- 食費
- 日用品費
- 水道光熱費(自己負担の場合)
- 通信費
- 予備費(体調不良時の医療費など)
家賃がかからない分、負担はかなり小さくなります。それでも数万円は手元にあると安心です。
足りないときの3つの手段
1. 日払い・週払い制度を使う
最も現実的な方法です。働いた分を先に受け取れるため、初回給与日を待たずに生活費を確保できます。
確認すべきは次の点です。
- 入社直後から使えるか
- 申請の方法と締め切り
- 手数料がかかるか
- 上限額はあるか
2. 社員食堂を使う
食堂がある職場なら、昼食を手頃な価格で済ませられます。1日1食が安定するだけで、食費の見通しが立ちます。
3. 自炊の型を決める
毎食コンビニだと出費がかさみます。米を買い置きし、休日に作り置きをするだけで食費は大きく変わります。
赴任費の「立て替え」に注意
赴任費が支給される求人でも、次の2パターンがあります。
| 方式 | 必要な現金 |
|---|---|
| 会社が事前に手配 | 不要 |
| 本人が立て替えて後日精算 | 移動費を一時的に用意する必要あり |
手持ちが少ない場合、この違いは決定的です。「赴任費は事前に手配していただけますか、それとも立て替えですか」と必ず確認してください。
日払い・週払いを使うときの注意
使えると心強い制度ですが、条件があります。使う前に確認してください。
| 確認すること | なぜ |
|---|---|
| 手数料がかかるか | 1回ごとに引かれる場合がある。回数が増えるほど効く |
| いくらまで使えるか | 働いた分の一部が上限になっていることが多い |
| 申請の期限と入金までの日数 | 「申請したその日に入る」とは限らない |
| 使った分は給与から引かれる | 翌月の手取りが減る。前借りに近い性質 |
いちばん大事なのは最後の行です。常用すると、毎月の給料日の手取りが慢性的に少ない状態になります。立ち上がりの数週間を乗り切るための手段として使うのが本来の形です。
最初の1ヶ月のお金の使い方
- 買うものを「初日に要る/1週間以内/落ち着いてから」に分ける
- 家具家電付きの寮なら、初日に要るのは寝具まわりと洗面用品くらい
- 食事は最初の数日だけ簡単に済ませ、自炊の型は落ち着いてから決める
- 初回給与の日付が分かったら、そこまでの日数で手持ちを割ってみる
最後がいちばん現実的です。1日あたりいくら使えるかが出れば、足りるかどうかがその場で分かります。足りないと分かった時点で相談すれば、手立てはあります。
給料日が土日や祝日と重なったら
支給日がカレンダー上の休みと重なる月があります。この場合、前の営業日に前倒しで振り込まれるのが一般的です。後ろにずれる決まりにしている会社もあるので、ここは就業規則か給与の規定を一度見ておいてください。
| 決まり方 | 実際の入り方 |
|---|---|
| 前倒し | 金曜など、直前の営業日に入る。こちらが多い |
| 後ろ倒し | 翌営業日に入る。月をまたぐこともある |
とくに月末が土日の月は、家賃や引き落としの日と前後することがあります。入って最初の数か月は、通帳の残りを少し多めにしておくと安全です。
入社前にやっておくとよいこと
- 初回給与日を確認し、それまでの日数を数える
- その期間の食費・日用品費をざっくり見積もる
- 手持ちで足りるか計算する
- 足りなければ日払いの可否を確認する
- 給与振込口座を用意しておく(近くにATMがある金融機関だと便利)
2年目の落とし穴も知っておく
住民税は前年の所得に対して課税され、翌年6月から天引きされます。つまり働き始めた1年目は引かれず、2年目から手取りが減ったように感じます。
これを知らないと「なぜ減ったのか」と不安になるので、頭の片隅に置いておいてください。
まとめ
初回の給与日までは、手持ちで生活する期間です。「初回支給日はいつか」「日払いは使えるか」「赴任費は立て替えか」の3点を確認しておけば、この期間でつまずくことはまずありません。
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