給料日から次の給料日まで|1か月のお金の回し方を先に決める

収入が同じでも、月末に残る額は人によってまるで違います。差がつくのは金額ではなく、1か月をどう配分しているかです。順番から組み立てます。
まず、引き落としの日を並べる
給料日と、出ていく日の関係を紙に書いてください。これを把握していないと、毎月同じ場所でつまずきます。
- 給料が入る日
- 家賃や光熱費が引き落とされる日
- カードや通信の支払い日
- 返済がある場合はその日
給料日より前に引き落としが来る項目があると、残高が足りない月が出ます。そこは日付を変えられないか確認してください。
入った日に、先に分ける
残ったら貯めるという順番では、まず残りません。入った時点で分けてしまうのがいちばん確実です。
| 1 | 固定で出ていく分を残す |
|---|---|
| 2 | 貯める分を別の口座へ移す |
| 3 | 残りを1か月の生活費にする |
この順番にすると、使ってよい額がはっきりします。迷いが減るぶん、無駄も減ります。
週ごとに割ってみる
1か月分をまとめて持っていると、前半で使いすぎます。生活費を週で割ると、感覚がつかみやすくなります。
今週の分が減ってきたら、来週まで抑える。この単位のほうが、月単位より修正が効きます。
足りなくなる原因は3つに絞れる
- 給料日の直後に大きく使う
- 毎月かかる固定の支払いを数えていない
- 小さな買い物の回数が多い
とくに1つ目が多く見られます。入った直後は気が大きくなるので、大きな買い物は数日おいてから決めるだけで防げます。
現金と支払い方を混ぜすぎない
現金、カード、電子の支払いを併用すると、使った総額が見えなくなります。生活費は1つにまとめるほうが管理しやすくなります。
どれを主に使うかは、住んでいる土地で使える場所によって決めてください。
給料日前に困らないための備え
予定外の出費は必ず起きます。少額でよいので、手を付けない分を確保しておいてください。
そこがあると、給料日前に借りるという選択をせずに済みます。一度その形に頼ると、翌月がさらに苦しくなります。
前払いの制度がある場合
働いた分を先に受け取れる制度がある職場もあります。困ったときの手段としては有効ですが、使えば次の給料日に入る額は減ります。常用するものではありません。
住居費がかからない期間は特別
寮に入っていて家賃を払っていないなら、その期間はふだんより残せます。ここを漫然と過ごすと、あとで何も残りません。
いつまでにいくらという形で目標を決めてください。額より、続くことのほうが大事です。
仕送りや帰省は固定として扱う
家族に送る分や、帰省の費用を「余ったら」にすると計画が崩れます。年に何回帰るかを決め、月割りにして先に引いてください。
月に一度だけ振り返る
毎日記録する必要はありません。月末に、残高と使った総額を見るだけで十分です。
予定より減っていたら、どこで増えたのかを1つだけ特定してください。全部を直そうとすると続きません。
使う口座を分ける
給与が入る口座と、日々使う口座を分けると、残高を見るだけで状況が分かります。手を付けない分はそのまま残ります。
意思の力で我慢するより、取り出しにくくするほうが確実です。仕組みで解くほうが長続きします。
まとめ買いが得とは限らない
単価が下がっても、置き場所が要り、使い切れずに傷むことがあります。寮の部屋は広くありません。
日持ちするものだけを対象にして、生鮮のものは必要な分だけ買うほうが、結果として無駄が出ません。
臨時の収入は最初から無いものにする
祝い金や手当のように、毎月は入らないお金があります。これを生活費に組み込むと、入らない月に崩れます。
臨時のものは臨時のまま、別に置いてください。生活の水準は、毎月確実に入る額で決めます。
数か月かけて形が決まる
最初の月からうまくいくことは、ほとんどありません。2〜3か月かけて、自分に合う配分が見えてきます。
失敗した月があっても、そこでやめないでください。続けているうちに、勝手に整っていきます。
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