面接で答えたくないことを聞かれたら|線の引き方と返し方

面接では、仕事と関係のないことを聞かれる場面があります。答えるかどうかは、自分で決めて構いません。
採用の場で聞くべきでないとされる事柄がある
本人に選べないことや、生まれ育ちに関わることは、採用の場では聞かないようにという考え方があります。知らずに聞いている場合もあれば、そうでない場合もあります。
まず、二つに分ける
働けるかどうかに関わる話か、そうでない話か。ここを分けると、答えるかどうかが決めやすくなります。
答えたほうがよいこと
通える手段、働ける時間帯、体で気をつける点。これらは条件に直接つながるので、伝えたほうが後で困りません。
答えなくてよいこと
家族の職業、生まれた土地、考え方や信じているもの。働けるかどうかとは関係しません。
返し方その一 仕事の話に戻す
働くうえでは支障ありません、と言って先へ進める。拒まずに、答えないという形が取れます。
返し方その二 理由を聞き返す
どの点を確かめたいのか、と聞くと、話が具体に戻ります。本当に確かめたいのは別のことだった、という場面が多いです。
返し方その三 答えられる範囲だけ言う
全部か、まったく言わないか、ではありません。差し支えのない範囲で、と前置きして構いません。
黙り込まない
止まると、隠していると受け取られることがあります。答えない場合も、言葉を返してください。
嘘で埋めない
その場をしのぐために作った話は、あとで合わなくなります。言わない、は嘘ではありません。
持病や通院のこと
働く形に関わる場合は、必要な範囲で伝えたほうが、あとの調整がしやすくなります。細かい病名まで言う必要はありません。
お金の事情
手元が薄いこと自体は、働きたい理由として自然です。ただし、細かい額まで話す必要はありません。
前の職場を辞めた理由
これは聞かれて当然の話です。言いたくない部分は事実だけにして、悪く言わない形で短く返してください。
結婚や子どもの予定
働ける時間帯として聞かれているなら、そこだけ答えれば足ります。予定そのものを答える義務はありません。
度を越えていると感じたら
その場で言い合う必要はありません。終わってから、受けるかどうかを自分で決めれば済みます。
断る材料として使ってよい
聞かれ方は、その職場の空気を映します。受かってから合わないと気づくより、判断の材料にしたほうが早いです。
相談できる先
納得できないやり取りがあったときは、働くことに関する相談を受けている窓口があります。一人で抱えなくて構いません。
紹介してくれた先に伝える
間に入っている先があるなら、そこに話しておくと次から扱いが変わります。言わないと、同じことが繰り返されます。
その場で答えを作らない
言葉に詰まったら、少し考えてから答えて構いません。間があくことより、内容が変わることのほうが問題になります。
紙に書いて出す形もある
口で言いにくい話は、書いて渡せる場合があります。そういう形が取れるかを、間に入っている先に聞いてみてください。
聞かれた内容を控えておく
その場では流しても、あとで気になることがあります。何を聞かれたかを短く書いておくと、判断の材料になります。
同じ質問が続くとき
一度かわしても、繰り返し来ることがあります。二度目は、はっきり答えられないと言って構いません。
受かったあとに聞かれたら
働き始めてからでも、線は同じです。働くことに関わらない話は、答えなくて構いません。
言わなかったことを悔やまない
答えなかったせいで落ちたなら、合わなかっただけです。そこを曲げて入ると、長くは続きません。
まとめ
働けるかどうかに関わる話は答える。それ以外は、答えない形を持っておく。黙らず、嘘をつかず、仕事の話へ戻す。それで足ります。
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