遠くの職場を選ぶ理由を説明する|自分と周りへの伝え方

遠くの職場を選ぶと、「なぜわざわざ」と言われることがあります。自分でも言葉にできていないと、そこで揺れます。
説明できないと、自分が揺れる
周りを納得させるためだけではありません。理由が言葉になっていないと、つらいときに折れます。
先に整理しておくと、後から効いてきます。
気持ちではなく条件で並べる
「なんとなく」「環境を変えたい」では伝わりません。数えられるものを先に出してください。
条件を並べると、話が短く終わります。
並べる項目
| 入るお金 | 額面ではなく、手元に残る額 |
|---|---|
| 住むところ | 用意されているか、費用はどうか |
| 時間 | 働く時間、休み、通勤 |
| 期間 | いつまでの話か |
いまと比べた形にする
「良さそうだから」ではなく、「いまと比べてここが違う」と言うと伝わります。
比べる相手がはっきりすると、相手も判断しやすくなります。
期間を言うと軽くなる
一生の話に聞こえると、相手は身構えます。「まず1年」と言えば、話の重さが変わります。
戻る道があると分かるだけで、反対は弱まります。
相手が心配していることを先に言う
家族が気にしているのは、たいてい次の2つです。
- 食べていけるのか
- 危なくないか
この2つに先に答えると、細かい話に入る前に安心してもらえます。
住むところの話が効く
知らない土地で部屋を探す、という不安が消えるからです。何が付いているかまで伝えてください。
連絡の頻度を約束する
離れることそのものより、連絡が途切れることを心配していることがあります。
「週に一度は連絡する」と決めて言えば、それだけで違います。
反対されたときに言い返さない
その場で論破しても、関係が悪くなるだけです。いったん持ち帰ってください。
時間をおくと、相手の言い方も変わります。
全員に説明しなくてよい
家族には必要でも、知人全員に説明する義務はありません。
「条件がよかったので」で十分です。短く言えることを1つ持っておいてください。
笑われることもある
地元を離れる選択を、軽く扱われることがあります。相手の前提が違うだけです。
その場で分かってもらう必要はありません。
自分の理由は書いておく
紙に3つだけ書いてください。人に見せるものではありません。
迷ったときに読み返すためのものです。
つらいときに読み返す
最初の1か月はきついので、来た理由を忘れがちになります。書いてあれば戻れます。
これは実際に効きます。
目的を1つに絞る
お金を貯める、経験を積む、環境を変える。全部を狙うと、どれも中途半端になります。
いちばん大事なもの1つを決めてください。
数字にできるものは数字にする
「いつまでにいくら」と決めると、進んでいるかが分かります。
進んでいると分かることが、続ける力になります。
合わなければ戻ると決めておく
やめる条件を先に決めておくと、迷わずに済みます。ずるずる続けるのが、いちばん消耗します。
戻ることは失敗ではない
やってみて判断したなら、それは前に進んだことです。やらずに迷い続けるほうが失うものが大きくなります。
説明は変わってよい
働くうちに、来た理由が変わることがあります。それは自然なことです。
周りが同じ選択をしていなくてよい
身の回りに前例がないと、間違っている気がしてきます。ですが前例の有無は、正しさとは関係ありません。
遠くから来て働いている人は、行った先には大勢います。いまいる場所から見えないだけです。
比べられたときの受け流し方
同級生や親戚と比べられる場面があります。相手に悪気は無いことがほとんどです。
言い返さず、話題を変えるのがいちばん早い。その場で分かってもらう必要はありません。
決めたあとは振り返りすぎない
決めたあとに理由を探し続けると、迷いが増えます。決めたら、しばらく走ってみてください。
判断するのは、やってみたあとで足ります。
短く言えるようにしておく
長い説明は、相手も覚えられません。ひと言で言える形にしておくと、自分でも見失いません。
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