職場での貸し借り|お金と物の線の引き方

職場での関係が壊れる原因で多いのが、貸し借りです。種類ごとに線を引きます。
お金は貸さない、借りない
ここだけは、はっきり決めておいてください。額の大小に関係ありません。
返ってこなかったとき、毎日顔を合わせることになります。
断り方を決めておく
その場で考えると、断れません。「お金の貸し借りはしないことにしています」で足ります。
理由を並べる必要はありません。
少額でも同じ
一度貸すと、次が来ます。最初の一回で線を引くのが、いちばん楽です。
立て替えは別
その場で払っておいて、後で受け取る形はあります。ただし、その日のうちに精算してください。
翌週に持ち越すと、あいまいになります。
おごる、おごられる
続くと、上下ができます。受けたら、次に返す。その形にしておくと軽く済みます。
物を貸すとき
返ってこなくても困らないものだけにしてください。返ってこないことがある前提です。
会社のものは貸せない
借りているものを、さらに人に貸すことはできません。入場の証や道具は、特にそうです。
何かあったときに、記録と実際が食い違います。
借りたものは早く返す
忘れた頃に返すと、貸した側は覚えています。その日のうちに返すのが基本です。
借りたまま辞めない
これがいちばん後味が悪くなります。辞めると決めたら、真っ先に返してください。
食べ物のやり取り
もらう機会はよくあります。受けたら、次に何かを返す形にしておくと軽く済みます。
体質で食べられないものがあるなら、先に言ってください。
時間の貸し借り
代わりに出てもらう、残ってもらう。これも貸し借りです。
受けたら、返せるときに返してください。
いつも借りる側にならない
助けてもらってばかりだと、頼まれなくなります。返せる形を、自分から作ってください。
いつも貸す側にもならない
断れない人に集中します。受けられないときは、そう言ってください。
手助けの貸し借り
手伝ってもらったことは、覚えておきます。返す機会は必ず来ます。
その積み重ねが、働きやすさになります。
数えない
細かく貸し借りを数えると、息が詰まります。大きいものだけ覚えておけば足ります。
覚えていないほうが、続く関係もあります。
寮での貸し借り
近い距離にいるぶん、増えます。調理の道具、洗剤、乗せてもらうこと。
気軽に見えますが、積み上がると重くなります。
車に乗せる、乗せてもらう
燃料の分をどうするかを、先に決めてください。あいまいにすると、片方だけが負担します。
事故のときの責任も、考えておく必要があります。
頼まれ事が増えてきたら
断ってよいのです。全部受けると、自分の生活が回らなくなります。
断っても関係は壊れない
壊れるのは、あいまいにしたときです。はっきり断るほうが、関係は続きます。
受けられないと分かっているのに、期待させるほうが罪です。
働く場所の外での付き合い
誘われる機会があります。行くのは自由ですが、そこでの支払いは分けてください。
まとめて誰かが払う形が続くと、断りにくくなります。
もめたとき
当人どうしで解決しようとせず、相談してください。お金がからむと、感情が入ります。
知り合ったばかりの相手
いちばん警戒すべき場面です。親しくなる前に金銭が出てくるのは、危ない合図です。
もうけ話も同じ
働き始めた人ほど声がかかります。おいしい話は、持ちかけた側だけがもうかります。
断りにくいと感じたら、町の相談窓口に持っていってください。
頼るのは悪いことではない
助けを求めるのと、借りるのは違います。分からないことを聞くのは、貸し借りではありません。
そこを混ぜて遠慮すると、仕事が進みません。
まとめ
お金は貸さない、借りない。物は返ってこなくても困らないものだけ。時間と手助けは、返せるときに返す。
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