内定後に連絡が止まったら|退職や他社への返事はいつ進めるか

採用の返事はもらったのに、そこから連絡が止まることがあります。この段階でいちばん怖いのは、退職を申し出たあとで話が流れることです。何を待ち、何を先に進めてよいのかを分けて整理します。
採用のあとに来るはずのもの
口頭で「採用です」と言われただけの状態は、まだ何も形になっていません。このあと、次のものが順に届きます。
- 労働条件を書いた書面
- 入社日の案内
- 提出する書類の一覧
- 住まいの案内(寮に入る場合)
- 初日の集合場所と時刻
このうち1つ目が来るまでは、条件が確定したとは言えません。金額も勤務の形も、書面で受け取ってはじめて確かめられます。
どれくらい待つか
会社の中で書類を作る手間があるので、当日中に届くことはあまりありません。数日から1週間ほどが目安です。
ただし、いつまでに送るかを最初に聞いておけば、この目安に迷う必要はありません。採用の連絡を受けた電話の中で聞くのがいちばん簡単です。
退職の手続きを先に進めてよいか
ここが分かれ目です。在職中なら、書面を受け取るまで退職を申し出ないほうが安全です。
口頭のやり取りだけで辞めてしまうと、話が変わったときに戻る場所がありません。急かされる場面もありますが、書面を待つ理由をそのまま伝えて構いません。まっとうな相手なら、それで気を悪くすることはありません。
| いまの状態 | 進めてよいこと |
|---|---|
| 口頭の返事だけ | 準備の下調べまで。申し出はまだ |
| 書面を受け取った | 退職を申し出る。日程の調整に入る |
| 入社日が確定した | 住まいの手配、移動の手配 |
他社への返事をいつ出すか
ほかにも受けているなら、断る順番も気になります。こちらも書面を受け取ってからが原則です。
先に全部断ってしまうと、手元に何も残らない状態で待つことになります。相手を待たせるのは気が引けますが、返事を数日待ってもらうほうが、断ってから前言を撤回するより双方にとって楽です。
こちらから確認するとき
催促と思われないか気になりますが、送る時期と何が届くのかを確かめるだけなら、失礼にはあたりません。短く聞けば十分です。
電話でもよいですし、やり取りが残る形で送っておくのも手です。いつ、誰に、何を聞いたかが残っていると、あとで話が食い違ったときに助かります。
それでも止まったままなら
- 担当者以外の窓口(代表の番号)にかけてみる
- 迷惑メールに入っていないか、もう一度見る
- 電話の着信履歴と留守番電話を確かめる
- それでも動かないなら、ほかの選択肢を止めない
最後の1つが大事です。返事が来ないまま待ち続けるより、並行して探し続けるほうが安全です。後から連絡が来ても、そのとき決めればよいだけです。
入社日が近いのに何も来ないとき
初日の集合場所も持ち物も分からないまま当日を迎えるのは避けたいところです。前日までに分かっていなければならないことは、遠慮なく聞いてください。
- 何時にどこへ行けばよいか
- 誰を訪ねればよいか
- 何を持っていけばよいか
- 着ていくもの
書面と、口頭で聞いた話が違ったら
届いた書面を読むと、面接で聞いた話と食い違っていることがあります。金額の書き方、勤務の時間帯、契約の期間。ここは入る前に必ず確かめてください。
悪意とは限りません。担当者が別の求人の条件と取り違えていることもあります。どちらが正しいのかを聞き、正しいほうで書面を出し直してもらうのが確実です。入ってから「聞いていた話と違う」となるより、この段階で直すほうがはるかに簡単です。
止まる側にも事情はある
連絡が来ないと、断られたのではないかと考えてしまいます。ただ実際には、社内の承認を待っている、担当者が別の対応に追われている、といった理由のほうが多くあります。
もう少し具体的に見ておきます。採用が決まってから入社までの間、受け入れる側では次のことが動いています。
- 社内での決裁(人を増やすことの最終的な承認)
- 雇用の条件を書いた書面の作成
- 住まいを用意する場合は、部屋の確保と引き渡しの手配
- 健康診断や、入社の日に必要なものの準備
- 配属される部署との、受け入れ日のすり合わせ
ここで大事なのは、これらが1人では終わらないという点です。決裁は上の人、部屋は別の担当、配属は現場。どれか1つが止まると、全部が止まって見えます。連絡が無いのは、たいていこの形です。
とはいえ、「連絡が無い=断られた」ではないのと同じくらい、「連絡が無い=順調」でもありません。どちらかは、こちらから確認したときの返り方で分かります。
- すぐ返ってきて、何がどこまで進んでいるか言える…進んでいます。待って構いません
- 返ってはくるが、いつも「確認して折り返します」で終わる…どこかで止まっています。期限を決めて聞き直します
- そもそも返ってこない…別の道も並行して考えておく段階です
相手の事情を想像するのは大切ですが、想像だけで待ち続けないでください。自分の側にも、退職や引っ越しの段取りがあります。
連絡が遅い会社をどう見るか
採用の場でのやり取りは、入ったあとのやり取りの見本でもあります。ここで返事が遅い、聞いても要領を得ないという場合、働き始めてからも同じことが起きる可能性があります。
ただし、担当者が一人で回している小さな会社では、単に手が足りていないだけということもあります。遅いこと自体より、聞いたときに答えが返ってくるかどうかで見てください。
まとめ
- 口頭の返事だけの状態では、まだ条件は確定していない
- 在職中なら、書面を受け取るまで退職を申し出ない
- 他社への返事も、書面を受け取ってから
- 止まったままなら、ほかの選択肢を止めずに並行して進める
- 書面と口頭の話が違ったら、入る前に書面を出し直してもらう
待っている間は不安ですが、手元に書面が来るまでは何も手放さないと決めておけば、大きく損をすることはありません。
未経験から月収32万円以上も可能
苅田日産工場 自動車組立スタッフ募集中
日勤のみ・夜勤なし/土日休み・年間休日121日
時給1,800円/寮費無料/入社祝い金90万円/赴任費全額支給
全国から応募OK。最短1週間でスピード就業。



